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【2024/11/25 12:52 】 |
ハナビvs光る男/レボリューション・ファイアワークス(#23)
「大丈夫だ!こいつは強いから死なない」
光る男が嬉しそうに大声で笑う。
「いくよ!」
ハッパがハナビに小さな袋を投げた。
「でも、使わせな~い」
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【2012/04/24 12:58 】 | 小説 | 有り難いご意見(0)
光る男/レボリューション・ファイアワークス(#22)
おっさんがいる研究所に突入するハナビ、マッチ、ハッパ。先頭に立つハナビが七節棍で警備員たちをなぎ倒していく。階段を駆け下りた瞬間に立ち止まるハナビ。マッチとハッパは左右に散る。フロアの真ん中に光り輝く男が立っている。体のあちこちから小さな装置が突き出している。そして、狂人じみた顔に浮かぶ笑顔はぞっとするものであった。
「うひょー!久しぶりの獲物だ。え、え、え、そっちは女かぁ!うひー、早く殺してみてー!こっちは子供だよ。子供も初めてだ。うひ!今日はなんてラッキーな日なんだ」
【2012/03/30 12:48 】 | 小説 | 有り難いご意見(0)
火曜日の爆破事件/レボリューション・ファイアワークス(#21)
夜の小路。闇の中で、子供が袋に詰めた食料を確認し、菓子類を自分のポケットに移している。上から小さな影がすーっと降りてくる。
「おい、コイシ」
急に名前を呼ばれて、驚きのあまりコイシは座り込んでしまう。
「俺だよ、俺」
闇の中からハッパの顔が現れる。
「な、なんだ、ハッパかよ。脅かすなよ」
「お前、ビックリしすぎだよ」
「ハッパだって、ビックリするさ…そういえば、お前、地下組織を出たら名前を変えるって言ってたけど、新しい名前は?」
【2012/03/22 12:46 】 | 小説 | 有り難いご意見(1)
禍々しきものの心を知る/レボリューション・ファイアワークス(#20)
「キヨミズさん、この武器はあなたのことを想定してつくられてる」
「私のことを!?」
「そう。このスイッチを押すと先端の小さな銃口が開いたり閉じたりする。閉じているときは一点を狙い、破壊する。そして開いたときは、弾が飛び散り、広範囲に傷つける。速さでよけるものを傷つける」
「それで、お前はあの時変な動きをしていたのか。その武器を手に入れてどうする」
「調べる。こういう武器をつくる奴は危険だ。武器にはつくったものの考えが刻み込まれている。俺はこいつをつくった奴の思考形態を知りたい。生き抜くためには、禍々しきものの心を知る必要がある」
【2012/03/12 12:50 】 | 小説 | 有り難いご意見(0)
乾いた悲鳴をあげて吹っ飛んだ/レボリューション・ファイアワークス(#19)
丸太の上半分から様々な方向に棒が突き出している。それは、拳法の練習用に人を模してつくられた木人。
「やるよ」
ハナビは高く跳び上がり、一番上の棒に踵落しを放とうとする。
『それでは威力が半減する。なぜ私の様に体全体の力を使って両踵を落とそうとしない』
キヨミズが渋い顔をする。ハナビの右踵が振り下ろされるとともに左足が振り上げられる。棒を右踵と左足がはさんだ瞬間、ハナビはすごい勢いで身をひねった。棒が乾いた悲鳴をあげて吹っ飛んだ。
【2012/02/28 12:59 】 | 小説 | 有り難いご意見(0)
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