忍者ブログ
  • 2024.10
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • 6
  • 7
  • 8
  • 9
  • 10
  • 11
  • 12
  • 13
  • 14
  • 15
  • 16
  • 17
  • 18
  • 19
  • 20
  • 21
  • 22
  • 23
  • 24
  • 25
  • 26
  • 27
  • 28
  • 29
  • 30
  • 2024.12
スポンサードリンク


ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村
[PR]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

【2024/11/25 10:14 】 |
サラ/レボリューション・ファイアワークス(#28)
ハナビは気絶している二人を縛り上げた。
「どっちだ!どっちがこのデカ物を戻したんだ!しかも、俺に何かしやがって」
トラックは目をギラギラ輝かせて、ハナビとハッパを睨みつける。ハッパは慌てて首を横に振る。
「俺たちにはあんたらのような力はないって言っただろ」
「嘘をつくな」トラックは、肩で息をしている。
「なんだ、おっさん、戦ってもいないくせに疲れてんのかよ」
「あのデカ物が出てくると同時にいきなり疲れちまったんだ」
「え!?じゃあ、おっさんがプリズニングを解いたんだ」
「そんなわけない。俺にはそんな力はない」
「一人に一個の能力って決まってるわけじゃないだろ。マッチだって、パイロキネシスとプリズニングの二つの能力を持っている」
「違う。パイロキネシスは僕じゃない」
PR
【2012/06/25 13:01 】 | 小説 | 有り難いご意見(0)
プリズニング/レボリューション・ファイアワークス(#27)
おっさんがニヤニヤしながらハナビを見て、「俺はトラック。助けてくれて、ありがとよ」
「俺はハナビ。こいつはハッパだ」
「お前ら、本当に俺たちの仲間じゃないのか?」
「ああ、あんたらのような力は持っていない」
「おかしいな」
「何が」
「バニッシャーの叫びを聞いて消滅しないのは、俺たちの仲間だけのはずなんだが」
「消滅!?」
「ああ。体中からミサイルを発射する大男が消えたのを見ただろ」
「あれか。最初はびっくりしたけど、思い出したよ。あれはプリズニングだ」
「プリズニング?」
【2012/06/04 13:04 】 | 小説 | 有り難いご意見(0)
おっさん/レボリューション・ファイアワークス(#26)
「勘のいいやつだな」ブレードが残念そうな顔をしながら言った。
「勘じゃない。予想だ。お前の体を改造した奴の考え方は大体分かってきたからな」ハナビは天井にあるカメラをちらと見て、指弾で天井のカメラを次々と爆破していく。
「スターな俺と違って、カメラが相当嫌いなようだな」
「まあな」
「言っとくが俺はお前なんかの予想をはるかに越えた存在なんだよ。それでも俺を倒す自信があるなら、来いよ」
ハナビの七節棍が一瞬にして伸び、ブレードの腹をとらえて電撃を放った。ブレードは体のあちこちから剣を突き出す。
「卑怯者が…」
全ての剣がブレードの体にしまわれ、倒れるブレード。
「ハリネズミか。思った通りだ。それにしても、な~んか、憎めない奴だな」
ハナビが振り返ると、マッチが疲れ切って座り込んでいる。ハッパが心配そうに寄り添っている。
【2012/05/25 13:01 】 | 小説 | 有り難いご意見(0)
バニッシャー/レボリューション・ファイアワークス(#25)
天井を見上げるハナビ。
「カメラには見られちまったか…。ハッパ、部屋の隅に行ってろ」
「マッチ姉ちゃんを助けに行くよ」
「ダメだ。俺のサポートをしろ。早く行け!」
ハッパは渋々部屋の隅へ行った。
「二対一でも、俺には勝てないぜ。俺の剣の速さは神の領域に達している」
「神様を舐めてる奴らが多いな」
「俺に切られた瞬間にお前も納得するさ」
「だとよ!ハッパ!」
ハッパがクスリと笑う。
「ば、馬鹿にしやがったな!」
「ハッパ!カメラをなんとかできるか?」
「できるよ」
「じゃあ、頼んだ」
ハッパが黒い指弾を部屋の中央に打ち込む。ブレードが剣先で指弾を叩き落とすと、もうもうと黒い煙が上がる。
「こんなもの何の役にも立つもんか。剣士の研ぎ澄まされた感覚を舐めるんじゃない!さあ、かかってこい。…どうした、かかってこないのか。じゃあ、こちらから行くぜ!」
目を閉じて感覚を研ぎ澄ますブレード。しかし、ハナビの気配もハッパの気配も感じられない。
「あ、あいつ!逃げやがったな!また、卑怯な真似を!」
下への階段へと急ぐブレード。
【2012/05/14 13:03 】 | 小説 | 有り難いご意見(0)
コトリ/レボリューション・ファイアワークス(#24)
光る男と対峙するハナビ。光る男は立っていることが出来ずに座り込んでしまう。
「これから、あるおっさんを助けに行く。そのおっさんは神の手を持っている。トランスポーターだ。あんたの体に埋め込まれているものもとりだす事が出来る。いっしょに来ないか?」
「俺、かっこ悪いか?」
「自信いっぱいのお前はかっこ良かった」
光る男はにんまりと笑う。
「そうだろ。俺、気に入ってんだ。この体」
「そっか、分かったよ。俺は行かせてもらうぜ。仲間が心配だ」
「仲間か…」
「じゃあな!」
「スパーク」
【2012/05/03 09:32 】 | 小説 | 有り難いご意見(0)
<<前ページ | ホーム | 次ページ>>